通関士試験について（海关从业人员资格考试）

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通関士を目指そうといよいよ決意されたならば、財務省の「通関士試験」のＨＰを参考にして日程や、願書などの提出方法を確認してください。そして本格的に通関士試験について勉強をはじめてください。年に１度きりの試験です。（例年１０月初旬です）
まず、業界未経験者の方は、数社の専門学校や通信教育の資料を取り寄せてみてください。そして、その中のカリキュラムをじっくりと見比べてください。そうする事によって本当に試験に必要な部分がぼんやりではありますが分かってくるのではないでしょうか？まずは、３科目合わせてどれだけの勉強量が必要なのかを掴んでください。とくに初めて受験される場合は、勉強のペースが掴みにくいと思います。もちろん気に入った講座があれば受講されればよいですし、独学で頑張ろうと思う方もいると思います。試験を受けようとされる方の各々の状況が違いますのであえてココではあえて述べませんが、コツコツと勉強を積み重ねる必要があると言う事だけははっきりいえるのではないでしょうか？試験を受けようと決意したら１日たりとも無駄にしないで下さいね。（もちろん適度の息抜きは必要です！)



通関士試験の勉強法
そして皆さんが一番気になるのは通関士試験の勉強方法についてだと思います。
正直このテーマについて触れるつもりはありませんでした。
なぜなら、既に数多くの通関士試験に関するサイトが存在するからです。たとえ、ここで私が試験に関する記述をしたところで、これを読まれた方が１００％合格するのかと言えば、答えはＮＯ！に決まっているからです。私は通関のプロですが通関士試験のプロではありません。専門学校の先生でもない私が通関士試験についての勉強法について語る資格はありません。どうぞご了承くださいね。また、「どの専門学校がよいでしょうか？」とか「どの問題集がよいでしょうか？」の質問に対してもここでは回答できません。
勉強方法については、各自通われている専門学校や通信教育の講師に相談してください。
また独学の方は、現在では一般書籍・問題集でも優れた内容のものが溢れています。
（私が受験した当時は問題集自体、数冊しか発刊されていませんでした・・・）
こちらをよく熟読されれば、通関士試験は独学でも合格は可能であると思います。
通関士の勉強はひたすら暗記と問題集の繰り返しだと思います。
専門学校でも通信教育でも構いません。ＨＰなどで合格者の体験談を数多く読めば、おのずと勉強の方法が見えてくると思いますので、頑張ってくださいね。

通関士試験に合格したら・・・
合格おめでとうございます！
いよいよ、通関士になるための第一歩です。
通関士試験に合格したからといって、すぐに通関士になれるわけではありませんが、少なくとも通関士になる為の要件は満たしました。
あとは、希望の通関業者へ転職するための活動をしてください。
航空会社、船会社、航空貨物・海上貨物の輸送業者から倉庫業、また商社・メーカーなど通関士を必要としている業種は多々あります。
この業界は、経験のある通関士＞経験のある資格のない通関経験者＞未経験の通関士・・・などと言われることがあるようですが、業界経験者が優遇されるのはいたしかたないとしても、業界未経験者という点をそれほど悲観しないで下さい。
経験者優遇と言うのは、なにもこの業界に限った事ではありません。まして、誰でも最初は未経験者なのです。 そして、現実に異業種から通関士試験を合格してこの業界に通関士として勤務されている方が多数存在しているのです。
（私の場合も全く畑違いの業種からの転職でした。）
異業種においても、なんらかのモノに対して携わってきた経験は、必ず武器になります。
会社の人事の方も長期的な面で採用を行っているはずです。今すぐ即戦力にならずとも、長期にわたって会社に貢献してくれる人材を求めているはずです。

そして、希望の会社に転職できたら、実務経験を積んで通関士として晴れて税関に登録されるよう頑張ってください。
実務でも、毎日が勉強だと思います。通関士試験より、むしろ実務に携わってから覚えなければならない事が多いのかも知れません。それこそ、いろんな法律に携わる事を覚悟しておいてください。

そして、一人前の通関士として認められるよう頑張ってください！

最後に・・・
ざっと簡単ではありますが、通関士になるにあたり、現役３流通関士が思いついた事をだらだらとかいてしまいました。本当はもっと突き詰めた点も書きたかったのですが、ＨＰに記載するに値する文章力がないので割愛いたします。
通関士の仕事は法律に基づいていなければなりません。また、公務員（税関職員）の大幅な増加が見込めない現状では、輸出入にあたり、通関士の果たさなければならない役割は小さくありません。法令遵守という、いうなれば一種の正義感が要求されます。この正義感？こそが薄給にも関わらず、私が通関士を続けている理由のひとつです。
誰でもわかるように極力専門用語を控えた為に、通関士試験を本格的に目指している方には物足りなかった点についてはご了承ください。このＨＰをご覧の方が、通関士の仕事に興味を持たれ、通関士試験に合格して晴れて「通関士」としてご活躍されることを願って止みません。