中国司法高官在日本法务部研修 材料之翻译4
2 被疑者の勾留請求の際の司法審査(1) 逮捕後,警察官は検察官に事件を送致するが,その後引き続き被疑者の身柄を拘束するためには,検察官において裁判官に勾留状の発付を請求しなければならない。
この場合,裁判官は,検察官が提出した資料を検討し,被疑者に面接して弁解の機会を与えた(勾留質問)上で,勾留の要件,すなわち犯罪の嫌疑の有無,住居が不定かどうか,証拠を隠滅する恐れがあるかどうか,逃走の恐れがあるかどうか,勾留の必要性があるかどうかを審査し,かつ,逮捕手続に違法がないかどうかをも審査した上で,勾留状を発するかどうかの判断をすることになる。勾留状が発せられるのが通例であるが,勾留状が発せられないこともある。
(2) 裁判官が勾留状を発しない場合で最も多いのは,事案が軽い,あるいは逃走のおそれや証拠隠滅のおそれが高くないなどの理由から勾留の必要性がないと判断される場合である。
例えば,軽い暴行や傷害,電車の中で女性の身体を服の上から触ったという「ちかん」,酔って帰宅途中にアパートのベランダに洗濯物として干してある下着を道路から棒を使って盗もうとした窃盗未遂,少額の万引,無免許運\転や酒気帯び運\転などの交通違反,酔って帰宅途中に他人の住居の敷地内に侵入した事犯,軽い暴行を加えて警察官の公務の執行を妨害した事犯,ナイフの携帯,単純な過失による業務上過失致死傷罪などで,被疑者が事実を認めて反省の態度を示しており,みるべき前科前歴がなく,職業,住居,家族があるなどの事情がある場合である。なお,このような場合には,裁判官は,被疑者から捜査官の呼び出しに出頭して取調に応ずる旨の誓約書を提出させ,身柄引受人を出頭させた上で,勾留状を発しないことにすることが多い。
また,例は少ないが,嫌疑がないと判断されて勾留状が発せられないこともある。
嫌疑がないと判断される場合は,①嫌疑を認めて通常逮捕状や緊急逮捕状を発した裁判官の判断が誤りとされる場合,②現行犯人逮捕において現行犯人と認めた逮捕者の判断が誤りとされる場合,③逮捕の段階では誤りとはいえなかったが,その後の捜査の進展によって嫌疑が消滅した場合がある。
②の場合の例としては,捜査官がある人物の自宅を覚せい剤所持の嫌疑で捜索して覚せい剤を発見した際,たまたま居合わせた無関係の人物を覚せい剤所持の現行犯人として逮捕した場合,被疑者を万引きの現行犯人として逮捕した際に同店内に一緒にいたが万引きとは無関係であった友人を一緒に逮捕した場合などがある。
③の場合の例はまれであるが,例えば,ある被疑者が違法風俗店の経営者であるとの参考人の供述に基づき被疑者を逮捕したが,捜査の結果,被疑者はずっと以前に当該風俗店の経営から離れており,現在は別の違法風俗店の経営者であったことが判明したような場合が挙げられる。
2 请求拘留嫌疑人时的司法审查
⑴ 逮捕后,警察官要呈送案件给检察官,但是为了在那之后接着拘留嫌疑人,必须由检察官请求法官发付拘留令。
此种场合,法官要对检察官提交的资料进行研究,会见嫌疑人给予辩解的机会(拘留讯问),然后,对拘留的要件,即犯罪嫌疑的有无、住所是否不定、是否有销毁证据的可能、是否有逃走的可能、是否有必要拘留进行审查,并且,也要审查逮捕程序是否违法,在此基础之上,判断是否发付拘留令。通常拘留令被发付,但也有时拘留令不被发付。
⑵ 法官不发付拘留令的场合中最多的,是出于案情轻微,或,逃走的可能和销毁证据的可能不大等等理由而被判断为没有拘留的必要的场合。
例如,下面这种场合:犯有轻微的暴力行为和伤害、在电气列车中隔着衣服触摸女性身体的“流氓”行为、醉酒回家途中企图从道路上使用棍棒偷窃晾晒在公寓阳台上的内衣的盗窃未遂、趁店员不备盗窃小额商品的行为、无驾驶证驾驶和酒后驾驶等交通违法行为、醉酒回家途中侵入他人的住所内的刑事犯罪行为、施加轻微暴力行为妨碍警察官执行公务的刑事犯罪行为、携带尖刀、由于单纯过失导致的业务过失致死致伤罪之类,且,又存在嫌疑人承认事实表示反省的态度、没有什么前科、有职业、住所、家庭等情况的场合。但,此种场合,法官令嫌疑人提交写有对搜查官的传唤露面配合讯问之内容的誓约书,并令保证人出面,在此基础之上,多不签发拘留令。
另外,有时被判断为没有嫌疑因而拘留令不被发付,尽管这种事例少。
被判断为没有嫌疑的场合,有①法官认为有嫌疑而签发了通常逮捕令或紧急逮捕令的这一判断被认为是错误的场合、②逮捕者逮捕现行犯时认为是现行犯的这一判断被认为是错误的场合、③在逮捕的阶段虽然不能说是错误,但是由于后来的搜查的进展嫌疑消灭了的场合。
作为②场合的事例,有这些场合:搜查官以涉嫌持有兴奋剂而搜查某人物自己的住宅结果发现了兴奋剂的时候,把恰好这时在场的无关人物当作持有兴奋剂的现行犯而加以逮捕的场合,认为嫌疑人是趁店员不备盗窃商品的现行犯而加以逮捕的时候将与其一起呆在同一店内但与盗窃商品行为无关的朋友一起逮捕的场合等。
③的场合的事例虽然罕见,但仍可举出这样的场合,例如,证人供述某嫌疑人是违法娱乐场所的经营者,根据此供述逮捕了嫌疑人,但是,搜查的结果发现,嫌疑人很早以前就脱离了该娱乐场所的经营,现在是另一违法娱乐场所的营业者。
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