天声人语(05月10日)——《离别曲》
作者:xjnuflc | 来源:沪江论坛歌われなかったことで、永遠の生命を与えられた歌がある。1945年春、沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高女の卒業式のために準備された「別れの曲(うた)」だ。
无法用歌声唱出来的事,却有赋予了永恒生命的歌。1945年春,为筹备冲绳师范学校女生部和冲绳县立第一女子高中的毕业典礼而创作了名为《离别曲》的和歌。
〈業なりて巣立つよろこび/いや深きなげきぞこもる/いざさらばいとしの友よ/何時(いつ)の日か再び逢(あ)わん〉。式直前、3割の生徒が看護要員として前線に送られる。夜の兵舎での卒業式では、練習を重ねたこの曲ではなく、出征兵士を送る「海ゆかば」が斉唱された。3日後、米兵18万人の本島上陸が始まる。
“事业初成离巢之喜悦/充满深深地叹息/再见吧我的挚友啊/不知何时再能重逢”。毕业典礼的前夕,有三成的学生作为护理员被送往了前线。晚上在兵营举办的毕业典礼上,大家齐唱的并不是这首反复练习的曲子而是送战士出征的《海床》。三天后,18万美军开始在该岛登陆。
戦場動員された「ひめゆり学徒」222人は15~19歳だった。戦闘や捕虜を拒んだ自決により123人が死亡した。生存者の証言を収めた映画「ひめゆり」が、近く東京で公開される。
被动员入伍的222名“姬百合学生”都是15岁到19岁的花季少年。因战斗或是抵抗被俘而自刭的就有123人。根据收集来的幸存者证言所拍摄的电影《姬百合》近日在东京公映。
柴田昌平監督は13年をかけて、22人の肉声を集めた。亜熱帯のまぶしい景色の中で、時に淡々と、時に絞り出すように、すさまじい体験談が延々と続く。試写室の闇に、重いため息がこぼれた。
柴田昌平导演花费了13年收集了22人的声音。亚热带乱花溅玉迷人眼的景色中,时光渐渐被冲淡又重新挤出当时的记忆,真实的体验娓娓道来。暗室里充满了深深地叹气。
★絞り出す:挤出、榨出。▲汁を~。▲海綿から水を~。
★こぼれる:洒、溢出。▲水がこぼれた。▲~ほど酒を注ぐ。/斟满酒。◆~ばかりの愛嬌。/满面笑容。
ひめゆり平和祈念資料館に並ぶ遺影に向かい、新崎昌子(あらさき・まさこ)さん。「ここに来ると、同級生は今も16歳の顔でほほ笑んでいます。孫と同じ年です。私があの世に行く時は、友達が味わえなかった平和な時代のお話を、いっぱいお土産にしたい」
新崎昌子来到姬百合和平纪念馆陈列的遗像合影前。“来到这里,同学们笑起来还和16岁时的一样。我孙子现在也差不多就这个年龄。当有一天我离开这个世界时,我会把他们不曾知道的和平年代的事情作为礼物带给他们。”
「別れの曲」は毎年の慰霊祭で歌い継がれているが、証言者のうち3人が映画を待たずに亡くなった。忘れたくて、一度は砕き捨てた記憶かと思う。その破片をカメラの前でつなぎ合わせてくれた元ひめゆりたち。かけがえのない「記憶の束」を両手で抱え、次世代に運\び届けたい。
每年的祭扫日都会放这首《离别曲》,为影片提供证言的老人中有三位还没等到电影公映就去世了。想来本是打碎丢弃、遗忘这段记忆。正是这些姬百合学生们把这些记忆的碎片在相机前重新组成在了一起。双手接过这无可替代的《记忆之束》交给下一代。
★掛替えのない:无可替代。▲~人を失う。
页:
[1]